上野商工会議所(三重県)は2月4日、「忍者」をテーマとしたグルメを取りまとめた冊子「しのびグルメ」を初めて発行した。同所がある伊賀市内では8月に忍者体験施設がオープンする予定だが、同施設からまちなかへの回遊を促すコンテンツが少ないことが課題となっていた。そこで飲食店などに忍者にちなんだグルメを開発してもらい、市内を訪れた観光客にグルメの写真を撮ってSNSに投稿してもらおうと同企画を考案した。協力店舗に「写真映え」を意識したメニューの作成に取り組んでもらうだけでなく、「伊賀=忍者」というイメージおよび観光振興の機運を向上させることを目的としている。
同冊子は黒を基調とし「伊賀のまちには忍びきれないグルメがたくさん!」のキャッチフレーズの下、飲食店や菓子店、酒屋など24店舗のグルメを掲載している。グルメは、忍者をかたどったものから、武器の手裏剣やまきびし、携帯食の兵糧をイメージしたものまでさまざま。伊賀牛や伊賀茶など市内の食材にこだわったグルメも多い。冊子には販売店の住所や定休日、ウェブページに遷移できる2次元コードも掲載されている。また、店内飲食が可能か否かも色分けして示した。
同冊子には、店舗で千円以上の飲食や買い物をすると使えるクーポンが付いているのも特徴だ(クーポンの使用期限は2026年3月31日まで)。冊子は3千部発行され、市役所、観光協会などで無料で配布されている。また同所のホームページから閲覧できるウェブ版もある。
同所担当者は「伊賀には忍んでも忍びきれないおいしいものがたくさんある。冊子に付いているクーポンも活用して、伊賀のグルメを楽しんでほしい」と話している。
詳細は、こちらを参照。