草加商工会議所(埼玉県、野崎友義会頭・エスシーエス)はこのほど、今回で5回目となる「草加で一番大切にしたい会社」大賞の各受賞企業などを決定し、表彰式・記念講演会を実施した。
同事業は、「日本でいちばん大切したい会社」大賞の地域版として2020年(令和2年)から始まった表彰事業。「人をトコトン大切にしている企業こそが、好不況にぶれず好業績」「幸せを実感できる産業社会の形成の一助となる」の理念の下、魅力ある企業を表彰し、草加の産業振興に資することを目的に実施された。
大賞を受賞したのは、ナガヤス工業株式会社。同社はDX化への取り組みが他の製造業の模範となっている点や障がい者雇用を積極的に行っている点が高く評価された。
また、審査委員特別賞は株式会社菊池襖紙工場が、草加商工会議所会頭賞は有限会社富張製作所が、地方創生特別賞は株式会社CSと株式会社とジェイコム埼玉・東日本がそれぞれ受賞した。
このうち菊池襖紙工場は、日本に数少ない襖紙工場の一つで90年の歴史を有する点と離職率が0%であること、さらに女性社員の活躍が顕著な企業である点が評価された。
記事提供: 日本商工会議所