天童商工会議所(山形県、野川勝弘会頭・野川商事)が事務局を務める山形県将棋駒協同組合はこのほど、駒師3人と同組合役員が市内長岡小学校を訪問し、同校将棋クラブの5年生に、彫り駒8組と書き駒2組の計10組の将棋駒を寄贈した。
寄贈された将棋駒は、小学生に伝統的工芸品である天童将棋駒を身近に触れてもらうために天童市が同組合に委託し実施している天童将棋駒後継者育成講座の修了生が「道の駅天童温泉」で製作実演したもの。
受け取った子どもたちは、駒の書体を見比べたり手触りを確かめたりしながら、「きれいで使うのがもったいない」「大切に使いたい」と笑顔で話していた。
記事提供: 日本商工会議所