名古屋商工会議所(愛知県)は愛知県、名古屋市、名古屋市交通局、名古屋鉄道と連携し、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」開催を機に名古屋を訪れる外国人客向けの案内所「ナイトコンシェルジュデスク」を9月22日に開設した。
設置期間は10月12日までで、豊田スタジアムで行われる4試合の当日と前日の計8日間。名古屋市営地下鉄伏見駅構内、出口など3カ所に英語を話せる13人のスタッフを配置し、市発行の深夜営業している飲食店を紹介する「NAGOYA FUSHIMI NIGHT MAP」の配布やスタッフによる掲載店舗への誘導などを行った。
同事業は、同所が取りまとめた「躍動し愛されるナゴヤ研究会」報告書に掲げた伏見のまちづくり推進事業の一環として、夜のにぎわい創出と観光消費拡大を図るもの。マップ参加店には「Nagoya RUGBY Night」のポスターを掲出し、デスクでオリジナルリストバンドを配布するなどラグビー観戦者同士が交流し、伏見の夜を楽しんでもらえるようPRした。
初回の9月22、23日は2日間で1480人(外国人716人)がデスクに来場。試合当日は深夜までスタッフが常駐して対応し、外国人客や飲食店からは感謝の声が上がった。
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