安城商工会議所(愛知県)は10月17~18日、安城市内のものづくり企業を一堂に集めた展示商談会「第4回ものづくりコンベンション(ものコン)2019」を東祥アリーナ安城(安城市体育館)で開催した。同展示商談会は、ものづくり企業の新分野参入、販路拡大、業務提携などを支援するため14年から開催しているもので、今回は自動車産業の裾野で培った製造力やノウハウを持つ市内の中小企業を中心に、支援機関や大学など約70企業・団体が出展。ユーザー企業などから2日間で1375人が来場した。
会場では「専用機・工具ゾーン」「樹脂加工ゾーン」「金属加工ゾーン」など10のゾーンに分かれて各社がブースを展開したほか、発注企業・商社8社との予約制マッチング商談会を実施。また、トヨタ自動車、ドコモ・システムズ、愛知工業大学、愛知工科大学から講師を招いて基調講演も行った。
終了後、出展企業からは「取引につながりそうな企業との接点ができた」との声が、来場者からは「出展者に勢いが感じられた」「見応えがあった」などの声が寄せられた。同所は「商談会に重点を置いている。地域の中小企業の具体的な商談・受注につながれば」と成果を期待する。
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