備前商工会議所(岡山県、藤田尚弘会頭・前嶋工業)は、備前焼の販路開拓およびブランド力と認知度向上を目指し、備前焼と台湾珈琲(台湾産コーヒー)とのコラボレーションによる取り組みを実施した。台湾珈琲は、すでに高級コーヒーとしての評価が高まっているが、備前焼のカップとの調和を相乗効果とし、さらなる認知度向上を図る。
国内での取り組みは、「備前焼×台湾珈琲キャンペーン」。11月1日からスタートし、岡山市内(2店)、香川県三豊市と広島県福山市各1店のカフェにおいて、備前焼コーヒーカップで台湾珈琲を提供し、意見や感想を回答してもらった。なお、予定数の提供が済んだ店舗では、すでにキャンペーンが終了している。
台湾での取り組みの一つ目は、11月14日~17日まで台北市において開催された「台湾国際珈琲展」(会場:台北南港展覧館) への出展。備前焼の特徴やコラボレーションの主旨の説明、パンフレットの配布、動画の再生など、備前焼の認知度向上を目指してPR活動を行った。二つ目は、国内での取り組みと同様、台北市の6店のカフェでもキャンペーンを行い、意見・感想の調査を通じてニーズを探った。
今回のキャンペーンは、カフェで備前焼のカップを使ってもらい、店が常時使用するカップとして採用してもらうというBtoBの販路開拓。同時に、来店客に備前焼への関心を持ってもらうというBtoCの販路開拓を兼ねて支援する取り組みである。
詳しくは、https://bizencci.or.jp/oshirase/22881/を参照。
記事提供: 日本商工会議所
