今、企業では「健康経営」が注目されています。健康経営とは、心身の健康を資本の一つと捉えて従業員の健康管理や維持に投資し、企業の生産性向上や医療費削減を目指すものですが、その土台となるのが従業員一人一人のヘルスリテラシーです。
ヘルスリテラシーが向上すると、健康情報を正しく理解し、自らの行動につなげる力が備わってくるため、自身の体調変化に気付きやすく、生活習慣の改善にも前向きに取り組めます。それにより体調不良や欠勤が減り、仕事のパフォーマンスも高まって、生産性向上だけでなく企業イメージや採用力アップにも寄与します。
一方、健康への関心や基礎知識には個人差があり、体力に自信のある人ほど健康を過信しやすい傾向があります。また、経営者や管理職の理解不足の問題があったり、中小企業では産業医の不在や予算の制約などといった課題もあり得ます。
