徳島商工会議所は2025年12月1日〜26年1月31日、大阪市内の商業施設で開催された地元の伝統工芸品などの魅力についてデジタル技術を活用して紹介する展示会に出展した。実際の商品の展示だけでなく、来場者はVR(仮想現実)ゴーグルを着用し、現地に行かなければ体験できない店舗や工場を体感した。
同イベントは、昨年10月の大阪・関西万博での「MONOKATARI JAPAN」への2会場同時出展と連動した全国初の事業であり、日本各地の工芸・ものづくり企業をデジタル技術で紹介する博覧会「MONOKATARI EXPO2025(主催:MONOKATARI EXPO 2025コンソーシアム、後援:大阪商工会議所、事務局:株式会社CRENEO)」内の常設展として実施した。
12月19〜21日には特設展として「MONOKATARI EXPO 2025 THETOKUSHIMA」も開催。職人によるワークショップを行い、VR体験に加えて来場者に直接商品の特徴も伝えるハイブリッド型の体験展示を提供した。
出展事業者数は常設展、特設展共に3社の計6社。期間中の販売のみならず、展示会終了後には新規商談も成立するなど事業者の販路拡大につながった。
同所担当者は「他に前例がない事業展開でもあることから、事業者と意見交換し続け、今後の支援、展開に生かせるよう、当所としての支援レガシー、礎を築いている最中です。事業者からも『次回はこういった攻め方をして売り上げ目標を達成したい』といった前向きな意見を多くいただいている。ものづくり事業者が攻めの姿勢で事業に取り組まれることに、当所としては今後のさらなる可能性を感じている。引き続き、デジタルの可能性を信じ、規模を拡大しながらものづくり事業者支援に努めていきたい」と述べた。
