日本商工会議所青年部(日本YEG)は、全国のYEGメンバーに各委員会の取り組みを理解、活用してもらうことを目的に、春の会長会議を開催する。会長会議に向けた田中暢之会長の思いと各ブロックの開催日程を紹介する。
春の会長会議に向けた田中会長の思い
全国9ブロックで開催する「春の会長会議」は、2019年度日本YEGの組織・概要や運営方針を各単会の会長の皆さまに知っていただく会議であると考えています。日本YEGが、YEGメンバーのために行う各委員会の取り組みを理解していただき、全国の単会へ持ち帰っていただきたいと思います。
多種多様な取り組みの中で、日本YEG事業の一つである「政策提言」活動は大きな意味を持ちます。全国3万4000人を超えるYEGメンバーのネットワークを活用して、各地域の課題や要望を収集・分析し、行政関係者とのディスカッションなどを行いながら、現状に即した制度や未来に向けてどう取り組んでいくのかを議論します。そして、地域経済や福祉の向上の一助となるようにと練り上げた案を、年度末に日本商工会議所へ伝えます。
また、地域の自立が求められている中、地域の代表的な青年経済人コミュニティーの一つであるYEGに求められている役割が、各単会からの提言活動です。この活動がより活発化することで、各地域の問題解決の一助となることを目的に「郷創塾」を開催いたします。各単会の声を、日本YEGを利用し発信していただきたいと思います。
その他にも、日本YEGだからこそ可能なスケールメリットを生かしたYEG会員だけの新たな企画として、全国のYEGメンバーが今以上に実際のビジネスの場でYEGを活用していただけるよう、YEGの同志に向けてビジネスコンサルタントとしてアドバイスできるメンバーを招集し、紹介する機会を創出し、ビジネス相談ができる場を提供いたします。
冒頭で述べた通り、日本YEGが行う事業は、全国のYEGメンバーのために日本YEG出向者が作り上げる事業です。「春の会長会議」では、日本YEGの取り組みをより多くの方々に知っていただき、地元の活性化のために活用していただけるように持ち帰っていただきたいと思います。
取材・写真撮影:日本商工会議所青年部(日本YEG)総務広報委員会
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