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セレクト地域短信 特産の干し芋活用し、観光振興

黄金色に輝く鳥居が並ぶほしいも神社

神社の創建が話題に

ひたちなか商工会議所に事務局を置く「ほしいも魅力発信プロジェクト」は、国内生産量の9割を占める特産品の干し芋を観光資源として活用し、地域活性化を目指す一連の取り組みを実施している。農家ごとに異なる干し芋の製法や干し芋に関連する歴史をまとめた書籍『ほしいも学校』の発刊、菓子組合と連携した土産品の企画開発などで干し芋の消費拡大とブランディングに取り組んできたほか、台湾への観光プロモーションや海外展示会への出展などインバウンド誘客も積極的に行っている。

その一環として、昨年11月23日には同市内の堀出(ほりで)神社境内に「ほしいも神社」が創建され話題となった。ほしいも神社は堀出神社の宮司が3年前に発案、干し芋の研究などを行う市内の事業者らのグループ「ほしいも学校」や同所の鈴木誉志男名誉会頭が協力し、市内外の農家などから寄付を集めて完成した。

星形の社紋や黄金色の鳥居はほしいも学校のプロジェクトリーダーでグラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザイン。ご利益は、干し芋にかけて「欲しいものがすべて手に入る」ことだという。26基の鳥居がSNS映えすると評判になり、すでに多くの観光客が訪れている。直売所での干し芋の販売や夜のライトアップなどで集客を図りつつ、今後はイベント開催も計画。新名所として観光の中核を担うことが期待されている。

同プロジェクトは、「2019年度全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」の大賞を受賞。2月14日、「全国商工会議所観光振興大会2020in金沢」で表彰された。

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