各地の逸品を週替わりで東京・秋葉原の「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。3月10~16日に出展した甲府商工会議所の自慢の逸品を紹介する。
甲府商工会議所は、山梨県産の桃を使ったスイーツや、料理の風味付け、色付けに使われるスパイス「サフラン」をブレンドしたお茶などを、新たな特産品としてアピールした。
滑らかな食感の桃スイーツ「ももちゅるる」(保延商会)は「やまなしギフトコンテスト2019」食品部門で最優秀賞を受賞した逸品。70年にわたりおいしい桃づくりを探求してきた桃農家がつくる高糖度の桃のジュース「中西農園の白桃ジュース」と共に“フルーツ王国”山梨土産としてお薦めだ。
サフランを使った蜂蜜味のキャンディーや、有機栽培のお茶とブレンドした「サフラン玄米茶」「サフランほうじ茶」は、甲府市内でサフラン農場を営むキツネファームが出品。サフランの独特の香りや風味、色を生かして商品化した。
また、スパイシーなホットワインをつくる「Vin chaud(ヴァンショー) with 南部茶 ホットワイン用スパイス&ハーブティーバッグ」(アロマとハーブの店繭珠)、北杜市の豊かな自然の中で育った鶏の卵を薫製加工した「金のたまご」(たまらんど明野農場)、鶏のもつを甘辛いしょうゆだれで照り煮した郷土料理「甲府鳥もつ煮」や甲府市のブランドトウモロコシ「きみひめ」のペーストをルーに使用した「黄金三日月カレー」などのレトルト食品(富士山プロダクト)もブースに並んだ。
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