日本商工会議所は2月20日、都内でカタール商工会議所(ハリーファ・ビン・ジャーシム・アール・サーニ会頭)と協力関係強化のための協定を締結した。
協定では、両所の間で、貿易や投資に関する情報交換、展示会・シンポジウムなどの行事における相互支援、共通のあい路事項の特定とその解決への協力などを行うことに合意。より緊密で生産的な交流を発展させていくために協力を強化していくことなどが盛り込まれた。
署名式が行われた「日本・カタール経済フォーラム」で、アハメド経済通商大臣は、「カタールは世界で最も急成長しつつある国の一つ」と述べ、昨年策定した成長戦略「国家ビジョン2030」を説明。22年にはFIFAワールドカップが開催されるなどインフラ投資の活発化が見込まれるとの見方を示し、日本企業からの積極的な投資への期待を表明した。
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