日本商工会議所は13日、提言「国と地域の再生に向けた観光振興について」を取りまとめ、関係各方面に提出し、提言内容の実現を働き掛けた。提言では、地方創生の観点から重点的に取り組む事項として、地域観光の核となる「交流拠点都市」(仮称)の構築による全国各地への旅行者の分散・拡大の推進などを盛り込み、「国内観光」と「インバウンド」の両輪による観光振興の促進などを訴えている。(関連記事はこちら)
Ⅰ 基本的な考え方
観光は、地域社会の価値向上と、需要拡大、雇用創出など地域経済の活性化をもたらす。観光振興は、地方創生の重要な鍵であり、日本の経済再生の原動力といっても過言ではない。
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