まち・ひと・しごと創生本部は2月7日、「地方創生インターンシップ推進シンポジウム―ともに考えよう!地域で働く考え方」を福岡市内で開催し、大学教職員や民間企業の人事担当者などを中心に約200人が参加した。東京への一極集中に歯止めがかからない中、政府は、地方出身学生の地方還流などを促進するため、産官学の連携による地元企業でのインターンシップ実施を支援しており、同シンポジウムは、その効果的な実施促進を目的に開催された。
シンポジウムでは、基調講演に引き続きパネルディスカッションが行われ、パネリストからは、「幼い頃から地元企業との絆づくりをしておくことが重要」「高校生からインターンシップを実施すべき」「解決すべき課題を具体的に与えることで、参加学生の目的意識が高まる」など、さまざまな意見が出され、地方におけるインターンシップ実施のメリットや課題が参加者間で共有された。同シンポジウムは来年度も開催される予定である。
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