厚生労働省は2023年に開催される「技能五輪国際大会」の愛知県への招致に対する支援と協力を呼び掛けている。技能五輪国際大会は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際親善を図るため、2年に1度、世界各国・地域の予選会などを勝ち抜いた選手が一堂に集い、さまざまな職種の技能を競う大会だ。
1950年にスペインとポルトガルとの間で第1回大会が開催され、1962年から日本も参加している。近年の開催実績では、45~60カ国から約800~1300人の選手が出場し、20万人以上が来場する。競技は4日間で実施。機械系、電気・電子系、金属加工系、建築・建設系、サービス・ファッション系、情報系など、さまざまな職業分野で50職種以上の技能を競う。
開催地は、今年8月にロシア・カザンにおいて開催される総会で投票により決定される。日本の他には、フランスが立候補している。日本では、これまでに過去3回(1970年東京、1985年大阪、2007年静岡)の開催実績がある。
詳細はhttps://worldskills.jpを参照
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