セレクト地域短信 お薦めの地元産品認定 ブランド化でアピール強化

鎌倉商工会議所(神奈川県)鎌倉産品推奨委員会は昨年12月5日、認定会を開催し、鎌倉ならではの魅力ある産品を「かまくら推奨品」として認定した。同推奨品は、同所の会員企業の商品を対象としており、菓子や水産物、飲料、酒類などの食品や工芸品といった幅広い商品が認定されている。

認定の基準は、主な原材料が基本的に鎌倉市内や同県内で生産されていること、形状・色・デザイン・生産技術・原材料の選定などに独自性があること、鎌倉のブランドイメージアップにつながる商品であることなど。認定の期間は2年間で、認定された商品には「かまくら推奨品認定書」を発行するとともに、「認定マーク」を表示することができる。

現在、認定を受けている商品は計67品。昨年12月の認定会では、菓子や加工肉、茶など5品が新たに認定された。認定された商品については、同所会報やホームページへの掲載、鎌倉駅での展示、地域情報誌への掲載、関係機関への広報活動など、積極的なPRが行われる。