全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)は9月28日、徳島県徳島市で「第48回全国商工会議所女性会連合会徳島総会」を開催。全国324女性会から約2400人が出席した。
主催者を代表してあいさつした全商女性連の山崎登美子会長は、「商工会議所の使命は、『地域を元気にする』こと」と強調。「その一翼を担う私たち女性会は、女性ならではの感性や潜在力を最大限に発揮し、これまで以上に女性活躍のための環境整備、地域活性化に向けて強いリーダーシップを発揮していかなければならない」と述べるとともに、「22000人の女性経営者を擁する全国団体として、活躍する女性を後押しし、地域社会を盛り立てていきたい」と意気込みを示した。
引き続きあいさつした日本商工会議所の三村明夫会頭は、「各地域の女性リーダー役として緊密な連携の下、『行動する女性会』を合言葉に、積極果敢に活動を展開していただきたい」と女性会の活躍に期待を寄せた。
総会では、第15回女性起業家大賞授賞式を開催。最優秀賞に輝いた障がい者就労支援事業を行っているダンウェイ株式会社(神奈川県川崎市)の高橋陽子代表取締役社長、スタートアップ部門(創業5年未満)優秀賞の株式会社ルカコ(大阪府豊中市)の仙田忍代表取締役社長、グロース部門(創業5年以上10年未満)優秀賞の株式会社Uca(東京都渋谷区)の片山結花代表取締役社長の3人が表彰された。
また、全商女性連表彰授賞式も開催。特別功労者40人、組織強化(会員増強)に実績があった12女性会、「個として光る」女性会事業に取り組んだ2女性会などを表彰した。最後に、来年の開催地である北海道のメンバーが次回の北海道大会の参加を呼び掛けて大会を締めくくった。
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