彦根商工会議所(滋賀県)と近江ツーリズムボード(代表理事同所小出英樹会頭)は、「一合枡」に盛り付けた近江食材を使った料理で飲食店が腕を競う「井伊枡(いいます)グランプリ」を開催し、3月21日、国宝彦根城の梅林で開催したライトアップイベント、「ひこね梅あかり」のオープニングセレモニーで優秀店3店を発表し、表彰式を行った。
同事業は、平成28年度から両者が実施している近江「美食都市」推進プロジェクトの一環で、近江食材を観光客や市民に広めることが目的だ。コンテストには彦根市と米原市の19店が参加し、2月26日から一合枡料理を提供、インスタグラムへの投稿数や食の専門家による審査の結果、洋食SHIMADAの「近江地野菜のパルフェ スジエビと地酒酒粕の2色のソース」、渓流魚料理・醒井楼(さめがいろう)の「鱒(ます)枡井伊ご膳」、近江牛&ワイン・せんなり亭心華房の「近江牛のトロ刺し花盛り」が選ばれた。19店の料理は、その後も3月25日まで各店で提供された。
同プロジェクトでは、これまでにも一流料理人を招いてのプロのための美食料理セミナーや近江食材の生産地勉強会などを実施。今後も近江食材のPRに力を入れていく。
最新号を紙面で読める!