経済産業省と東京証券取引所は、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄2016」として選定する。昨年5月に初めて18社を選んでおり、今年も選定企業と主な取り組みについては投資家などに公開する。
経産省では、「攻めのIT経営」の推進に当たり、「攻めのIT/IRガイドライン(仮称)」を策定するとともに、ガイドラインに沿って各企業が統合報告書や投資家などとの対話の中で開示する内容に反映することを推奨。IT活用に関する情報発信をする際の参考にしてもらうことで、理解や取り組みのさらなる促進を目指している。
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