安芸市観光協会(高知県)は3月21~24日、東京・銀座のアンテナショップ「まるごと高知」など2会場で、物産展「土佐のあきに、あいにきて!」を開催した。会期中は、日本有数の生産量を誇るユズやナスなどの新鮮な産直野菜をはじめ、地酒やイモけんぴなどの特産品、ご当地グルメ「釜あげちりめん丼」、安芸市伝統の焼き物などを販売。東京では手に入りにくい安芸の逸品を求めて、多くの来場者が詰め掛けた。
同物産展は、4月29日~12月23日に予定されている観光キャンペーン「高知家・まるごと東部博(高知県東部地域博覧会)」の開催を記念して企画されたもの。同協会は、イベント開催や観光PRを通じて都民にも同キャンペーンを周知し、安芸市を含む高知県東部地域に足を運んでもらおうと、安芸市や安芸商工会議所とも強力な連携体制を取っている。
同協会は「首都圏のニーズを探る貴重な機会となった。今回の手応えを、特産品を使った加工品などの開発に生かしたい。今後も観光イベントの開催を継続し、安芸と高知県東部地域の認知度アップに努めていく」と抱負を語った。
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