小樽商工会議所(北海道)は8月19日~9月11日の毎週金、土、日曜日、大小3つのコンテナの内部でカフェやバー、雑貨販売をする催し「HATOBA. C. Yプロジェクト」を小樽港第3号埠頭(ふとう)で行った。同埠頭でのコンテナを用いた催しは昨年に引き続き2度目だ。
小樽港はまちの中心部や小樽運河、北運河地区との結節点になる位置にあり、観光資源として高いポテンシャルを有している。同所は平成26年から港の魅力発信と親水機能を導入したイメージ映像を制作、昨年からコンテナを活用した社会実証実験を行ってきた。
今年はカフェバー「ファントム」に加え、雑貨・アクセサリー販売、アート作品の展示・販売を行う「ハトバガレージ」やJAZZを聴きながら酒やおつまみを楽しめる「チマタバル」が加わった。ファントムは午後4~10時、ハトバガレージは午後3~8時、チマタバルは午後4~8時に実施。イベント中はコンテナの壁面にさまざまな映像を投影するプロジェクションマッピングや「小樽みなとと防波堤」の写真展が開催され、期間中は多くの観光客や地域住民が訪れ、小樽港エリアににぎわいが創出された。
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