伊達商工会議所(北海道)の農商工連携推進委員会は、10月1~31日までの1カ月間、血糖値の急激な上昇を抑える食事法として注目されている「ベジファースト」を推奨するプロジェクトを実施した。ベジファーストを組織ぐるみで実施するのは道内初の取り組みだ。
ベジファーストとは「野菜から先に食べる」という意味で、食事の際に食物繊維の多い野菜から先に食べると、急な血糖値の上昇を抑えて、糖尿病などの生活習慣病の防止など健康によい効果が期待できるといわれている。同所が市内飲食店の活性化のため伊達の食資源を生かした商品開発を進める中で注目したもので市内飲食店に新しい人の流れを生み出すのが狙いだ。
同所では、プロジェクトを推進するにあたり、会員企業のほか伊達飲食店組合にも声をかけ、伊達野菜を使ったメニューを考案・提供してくれる料理店を募集。市内13店舗が参加し、工夫を凝らした料理が提供された。同所は伊達野菜に代表される豊富な食資源の魅力を発信し、飲食店の活性化、健康なまちづくり、伊達野菜のブランド化を目指す。
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