函館(北海道)、弘前(青森県)、松本(長野県)、下関(山口県)、北九州(福岡県)の5商工会議所は1月14日、「地方商工会議所地域連携事業の可能性について」をテーマに、専務理事会議を都内で初めて開催した。同会議は、各商工会議所の強みを生かして新しい経済交流モデルを生み出そうと、弘前商工会議所の工藤茂起専務理事の呼び掛けで実現したもの。
工藤専務は「これまでさまざまな会合でお声掛けしてきた。『何ができるか考えていこう』と、皆さんにも同意をいただいたことが発端」とあいさつ。他の4商工会議所専務理事からも「連携を機会に発信力を高めたい」「あらゆる面で面白い事業をしたい」などと意気込む声が聞かれた。今後、人材交流やものづくりなど、全く魅力の異なる5市の強みを生かした取り組みを考えていく。
全国に誇るネットワークを構築し、「われわれから地域を元気に、モデル事業を生み出そう」と5商工会議所は合意。今後具体的な活動内容を話し合っていく予定だ。
最新号を紙面で読める!