石の文化が垣間見える碧玉と歩んだ信仰の地
石川・福井・岐阜の三県にまたがる白山は、富士山・立山と並んで日本三霊山の一つに数えられ、古くから白山信仰が根付いています。この白山信仰の寺として717年に創建された那谷寺は、碧玉が産出する岩山に開かれたため、当初は岩屋寺と呼ばれていました。 境内にある奇岩遊仙境は、海底火山の活動によって形成された地形が長い時間をかけて浸食されてできた奇景です。中腹には稲荷社がまつられ、岩山そのものが信仰の対象とされてきました。秋には一帯が紅葉に染め上げられ、白い岩肌とのコントラストの美しさから国の名勝にも指定されています。
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小松商工会議所 山田 理穂
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