岩内商工会議所(北海道)が企画し事務局を務めた「岩内港味覚市」が1日、岩内地方卸売市場で開催された。同イベントは、同所地域活性化委員会が、地場産業である水産業を盛り上げることを目的に発案。水産業の活性化により、まちの商店街を元気にし、また、観光客の増加を目指す。
同所における初めての試みとして、地元漁協の協力も得て同市場で開催し、当日は、地域外からの参加者も含め2000人を超える人が訪れた。鮮魚や水産加工品などが販売され、さらに先着順でサンマ300匹とミガキニシン(ニシンの干物)300枚が無料で提供された。ホッケやニシン、サケなどを味わえる数量限定の「焼き物セット」が特に人気だったという。参加者は、旬の魚介類などを購入の上、用意された焼き場で各自料理し焼きたてを堪能した。
ステージでは、スコップ三味線や和太鼓の演奏も披露された。また、一般参加によるセリ体験なども行われ、盛り上がりを見せた。
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