公益財団法人日本生産性本部(JPC)はこのほど、日米間におけるサービス品質の比較に関する調査結果を発表した。調査結果では、米国滞在経験のある日本人・日本滞在経験のある米国人ともに、今回対象とした28分野のサービスのほとんどで、日本の品質が米国を上回ると認識。特に、日本人調査では、宅配便や地下鉄、コンビニエンスストアなどといったサービスを中心に日本の品質が10~20%程度米国を上回っている。
一方、価格については、米国より低いと認識する分野が大幅に増加。宅配便などを中心に米国より高いサービス品質を保っているものの、それが十分に価格に反映できていない状況にあることが分かった。
調査は米国に滞在経験のある日本人500人と、日本に滞在経験のある米国人500人に対して実施した。
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