島田商工会議所青年部は5月29日、「みらぷろ」(未来創造プロジェクト)の一環として、「高校生に経営者の声を伝えよう」を開催した。同事業は、若手経営者であるYEGメンバーが講師になり、島田で生まれ育った人材が島田で就職・活躍する「地産地活」の促進のために実施しているもの。大勢の学生の前で話すことは、個々の自己研鑚につながると、メンバーからも好評。近隣の3つの高校の協力のもと、昨年から延べ5回目の開催となった。
今回は、高校2年生約180人の前で、メンバーが講師として登壇。自身の起業までの経緯や現在の苦労話、勉強することの大切さなどについて、ユーモアを交えて講演した。
次回は、新たな試みとして生徒を10人程度のグループに分け、メンバー12人が各教室で講話や実演などを開催する予定。当日、教壇に立つメンバーにとっては、事前の準備や当日の進め方を考える貴重な場となる。また、講師を務めるメンバー以外にとっても、魅力ある話し方について考えさせられる良い機会となる。
同YEGは、「全メンバーが講師を体験できるよう、今後も事業の充実・拡大を進めていきたい」と話している。
最新号を紙面で読める!