一般財団法人地域活性化センターはこのほど、東京・日本橋に設置している「ふるさと情報コーナー」で平成25年度に展示した全国の都道府県・市町村の観光パンフレット約2600種類の中から、人気ベスト100を発表した。
1位は2年連続で札幌市が獲得し、2位の京都市、3位の仙台市からは4種類のパンフレットがベスト100入り。昨年度に式年遷宮を迎えた三重県伊勢市、島根県出雲市なども上位に入った。都道府県別では静岡県が最多で、県内の14種類のパンフレットがランクイン。続いて東京都(9種類)、神奈川県(7種類)、長野県(6種類)の順で多くなっている。
今年度は人気観光地の自治体のパンフレットに人気が集中したほか、富士山と三保の松原の世界遺産登録で沸く静岡県が急浮上するなど、特徴的な傾向がみられた。また、同協会は今年度、デザイナーや編集者を招へいして「地域パンフレットセミナー」を年に2回開催し、地域情報のさらなる発信を支援する。
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