蒲郡商工会議所(愛知県)は中部製粉工業協同組合などとともに9日、「第4回全国ご当地うどんサミット2014in蒲郡」を開催。全国各地の「ご当地うどん」が集結した。東海地区では初開催となった同イベントは注目を集め、当日は雨にもかかわらず、市内外から約2万人が訪れた。
昨年のサミットでグランプリを獲得した地元の「ガマゴリうどん」をはじめ、秋田県湯沢の「稲庭うどん」や沖縄県浦添の「万国津梁ティーダそば」など計24の模擬店がご当地うどんを提供、各店に行列ができた。来場者によるお気に入り投票では、名古屋の「金鯱カレーきしめん」がグランプリに輝いた。
同サミットは平成23年から国産小麦の普及を目的に滋賀県東近江市で実施されてきた。昨年は、同所青年部がシティセールスに取り組む中で誕生させた「ガマゴリうどん」が初出場でグランプリを獲得。話題を呼び、今回の開催地に抜擢された。県産のアサリと小麦「きぬあかり」を使用したガマゴリうどんは、市内の認定店で提供されており、昨年のグランプリ受賞でご当地メニューとして定着。人気に拍車が掛かっている。
同所は、「テレビや雑誌などマスコミにも多く取り上げられ、大きな宣伝効果があった。私たち商工会議所も地域を巻き込むことに貢献できた。広域連携を図りながら、さらなるアピールをしていきたい」と話している。
なお、第5回も引き続き蒲郡での開催が決定している。
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