市民1000人がエコイベントに参加
日向商工会議所女性会は11月8日、JR日向市駅の駅前交流広場で「100万人のキャンドルナイト~ひゅうがの灯り2014」を開催した。このイベントは、市民に環境問題やエネルギー節約への関心を高めてもらうとともに、地域振興・中心市街地の活性化につなげようと、同女性会が平成21年から行っているエコ活動の一環。6回目となる今年は、地元のボーイスカウトや3つの県立高校からボランティアの若者160人が参加。廃油や使用済みペットボトルを利用したエコキャンドル6000個を製作するなど、約半年かけて準備をした。 イベント当日、メンバー27人はボランティアとともに会場の床にエコキャンドルを並べ、絵や文字をかたどってディスプレー。夕方5時半の開場とともに来場者一人ひとりがエコキャンドルに点灯した。ステージ上では、来場者約1000人がともすキャンドルの明かりが揺らめく中、音楽ライブや市民吹奏楽団の演奏、地元の大御神社の巫女舞などが披露された。ほかにも、商品の販売会、抽選会なども行われ、来場者はキャンドルが醸し出す温かな雰囲気とともに各種の催しを楽しんだ。 山本恵子会長は、「6000個の明かり一つひとつに、ボランティアや来場者の環境への願いが込められている。素晴らしいひとときを分かち合えたことに感謝したい」と話している。 同女性会はイベント中に市民が撮影した写真を公募し、12月10日から来年1月13日まで、「キャンドルナイトフォトコンテスト」も実施する。
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