日本商工会議所は5月16~17日、「まちづくり特別委員会」および「社会資本整備専門委員会」の合同会議を和歌山県和歌山市・田辺市で開催した。合同での開催は初めて。
平成27年度に政府が策定した国土形成計画・社会資本整備重点計画では、今後の方向性として、「コンパクト+ネットワーク型の都市構造」「ストック効果の最大化を目指したインフラ整備」などが打ち出された。このため、まちづくりと社会資本整備の一体的な推進について議論するとともに、その先進事例を視察するため合同会議を開催した。
初日は、和歌山市役所および和歌山商工会議所から同市におけるコンパクトなまちづくりついて解説があった。その後、地域で活性化に取り組んでいる「ぶらくり丁商店街」などを視察した。
2日目は、田辺市を訪問し、国土交通省および田辺商工会議所から同市におけるインフラ整備や中心市街地活性化の取り組みについて説明。その後、商工会議所が協力し中心市街地にオープンした特産の梅干しと梅酒の専門店などを見学した。
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