日本商工会議所は3、4日、クラウド会計とモバイルPOSレジなどについて紹介するオンラインセミナーを開催した。同セミナーは、来年10月に予定されている消費税率引き上げや軽減税率導入に向けた会員事業所の記帳・会計対策として実施。オンライン形式でのセミナーは日商としても初の試みであり、196商工会議所の経営指導員ら約1400人が視聴した。
同セミナーでは、資金管理・決済・資金調達といった中小企業・小規模事業者の経理業務などバックオフィス業務のIT化プラットフォームとして、さまざまなビジネスアプリとデータ連携できるクラウド会計の導入効果や、0円で簡単に使えるPOSレジアプリ、店舗運営のさまざまな管理業務を効率化して経営分析するサービスの活用法などを紹介した。また、ビッグデータを活用してまちを元気にするための地域経済分析手法を学ぶ「域外需要獲得セミナー」も併せて実施した。