日本政府観光局(JNTO)はこのほど、3月の訪日外客数が前年同月比5・8%増の276万人となったことを発表した。276万人は、3月としては過去最高を記録した。これまでの3月の過去最高は、2018年3月の260万8千人だった。
国・地域別では、インド、米国、カナダ、英国、ドイツで単月として過去最高を記録したほか、10カ国・地域(中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フランス、イタリア、ロシア)で3月として過去最高を記録した。
JNTOでは、「昨年は3月末であったイースター休暇が今年は4月となった影響を受けた国・地域が一部あったものの、航空座席供給量の増加に加え、桜鑑賞などを目的に訪日需要が高まる春に向けて各市場で展開した訪日旅行プロモーションの効果もあり、訪日者数全体としては堅調に推移した」と分析している。
最新号を紙面で読める!