塩釜商工会議所(宮城県)は10月1日、毎年7月の海の日に行われる「塩竈みなと祭」で鹽竈(しおがま)神社のみこしを奉安し、松島湾を巡る御座船「鳳凰丸」をモチーフにしたミニカー「チョロQ」を発売する。
同所の創立70周年を記念するもので、塩釜の新たな土産品として観光客らにアピールしようと、1万個を作成した。
チョロQは、鳳凰丸を細部まで忠実に再現。みなと祭の写真が印刷された商品ケースの上に置くと、多くの船を従えて湾を巡る海上渡御(とぎょ)の様子を楽しむこともできる。
10月1日からは、1カ月にわたって「みなと塩竈 ゆめ博」が開催される予定。「海・食・歴史」の3つをテーマに市内各所でさまざまなイベントが開催される。
同所は、「まち起こしのためにも、多くの人が訪れるこの機会に土産として広めたい」と話している。
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