一般財団法人地域活性化センターはこのほど、平成28年度の全国市区町村観光パンフレットの人気ランキングを発表し、函館市が初めての1位に輝いた。函館市は、28年3月の北海道新幹線開業で注目を集め、昨年度の5位から大きく順位を上げた。金沢市の2種類のパンフレットも、27年3月に開業した北陸新幹線の効果が続いており、それぞれ2位と4位にランクインした。昨年度まで4年連続で1位だった札幌市は3位となった。
また、松本市(8位)と広島市(10位)も今回初めてベスト10入り。同センターでは、「松本市は28年8月から祝日に加わった『山の日』、広島市は広島東洋カープの25年ぶりのペナントレース優勝で注目を集めたことの影響があった」と分析している。
同センターが東京・日本橋に設けている「ふるさと情報コーナー」では、市町村などの観光・イベントパンフレット約2600種類を提供。パンフレットの配布数を基に上位100位までのランキングを作成した。
詳細は、https://www.jcrd.jp/を参照。
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