小諸商工会議所(長野県)は2月1日から、色とりどりの雨傘とブルーのイルミネーションを組み合わせた「希望の光 ㏌ KOMORO~ブルーイルミネーション&アンブレラスカイ~」を実施している。
小諸市役所横の相生坂公園歩道に約30本の傘をワイヤーでつるし、公園内をブルーのLED電球3万球で装飾。日中は、半透明の傘が光の加減によってさまざまな表情を見せ、夜はイルミネーションの光が傘や公園内を青く照らす。
公園を訪れた人は写真撮影を楽しみながら、「とてもきれいで癒やされる」「久しぶりの外出で、これを見て感動した」などと話していた。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い小諸市は一時警戒レベルが5に引き上げられ、飲食業を中心に経済活動が打撃を受けたという。そこで、事業者を元気づけ、経済活動の早期回復を願うとともに最前線で活躍する医療従事者へ感謝の気持ちを表そうと、同イベントを実施した。
また、昨年実施したアンブレラスカイが「映える」と大変好評だったことから、SNSで写真が拡散され、まちのPRになることも狙った。
塩川秀忠副会頭は、「暗い話題が多い中、少しでも皆さんの気持ちが明るくなればうれしい」と話している。点灯は午後5時から8時までで、3月31日まで実施している。
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