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伝えていきたい日本の技 やきものアクセサリー

七窯社 鈴木タイル店(ななようしゃ すずきたいるてん)(岐阜県多治見市)

建築用とは異なる薄く軽いタイルを開発した。見た目の美しさはそのままに着け心地の良さを追求したカフス(右手前)とピアス (撮影:加藤正博)

今月は、美濃焼タイルの装飾技術を生かしてつくられた、モダンなアクセサリーをご紹介します。

岐阜県南部は良質な陶土を産出し、陶器を焼く燃料のカラマツが多く自生していたことから、1300年以上前から陶器の生産が盛んに行われてきました。これらの陶器を美濃焼と総称し、作風や技法に決まった型はなく自由な発想による焼き物づくりが認められてきたといいます。装飾性の高い美濃焼タイルは1914年に開発され、現在もタイルの国内シェア70%以上を誇っています。

美濃焼や美濃焼タイルの魅力をより広く伝えたいと、七窯社は2013年にタイルを用いたアクセサリーづくりに着手しました。建材であるということにとらわれない斬新なアイデアは、インターンシップに来ていた学生の提案が元になっています。新しいひらめきを取り込みながら、美濃焼は日々進化を続けています。

お問い合わせ

鈴研.陶業

TEL:0572-22-0388

HP:https://nanayosha.com/

※月刊石垣2021年5月号に掲載された記事です。

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