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伝えていきたい日本の技 DAYBREAK

金箔押 山村 GOLDREAM(きんぱくおし やまむら ごーるどりーむ)(京都府京都市)

夜明けをイメージした『DAYBREAK』シリーズは、カラーレザーと金箔の対比が美しい。「第1回知恵-1グランプリ」チャレンジ部門優秀賞受賞(撮影:加藤正博)

今月は、京都で培われた伝統技術・金箔押を革に施したブランド、GOLDREAM(GOLD+DREAM=『金箔の夢』の意)をご紹介します。

金箔押とは、世界で最も薄いといわれる厚さ1万分の1㎜の本金箔を、漆を接着剤として継ぎ目なく貼っていく技法です。漆の粘度によって金箔の輝きが変化するため、職人には長年の経験と繊細な手さばきが求められます。鎌倉時代には既に技術として成立しており、京仏壇・京仏具の装飾として用いられてきました。

古(いにしえ)より変わらぬ技術をこの先も伝え続けるため、金箔押山村では新たにブランドを立ち上げ、伝統工芸士による金箔押を取り入れた革小物を展開しています。職人の技術を際立たせるため、金箔を部分使いとするデザインにこだわり、金の持つたおやかで気品ある輝きが使う人の魅力を引き立てる逸品をつくり上げています。

お問い合わせ

金箔押 山村 GOLDREAM

TEL:075-583-5123

HP:http://www.goldream.info/

※月刊石垣2021年4月号に掲載された記事です。

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