情報交換、イベントなどで連携へ
坂出商工会議所は5月12日、鳴門商工会議所(徳島県鳴門市)、しまなみ商工会(愛媛県今治市)と友好交流協定を締結した。
坂出市、鳴門市、今治市は共に瀬戸内海沿岸の製塩地として栄えた歴史を持つまち。「塩」を共通項に経済・文化交流を図ることで、交流人口拡大、地域活性化へつなげようと、昨年、坂出商工会議所が鳴門商工会議所、しまなみ商工会に提案し、合意を得て今回の協定締結に至った。3市はいずれも架橋ルートのまちでもあり、今後は協定に基づき、各地域の観光・物産に関する情報交換や、イベント、展示会、観光ツアーなどで協力し合っていく。 この日は、坂出市の瀬戸大橋記念公園で「第12回さかいで塩まつり」が開催されており、多くの人でにぎわう中、園内の瀬戸大橋記念館で協定締結式が行われた。締結式には綾宏市長も出席し、同所の石井淑雄会頭、鳴門商工会議所の中岸敏昭会頭、しまなみ商工会の村上友則会長が協定書に署名・調印。石井会頭は、「3者が手を携え、各地域が成長する活動を行いたい」とあいさつした。
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