パラリンピックのチカラ File 21 故郷で迎える晴れ舞台。支えてくれた人たちに、結果で恩返しを!

杉浦 佳子 (すぎうら・けいこ)

1970年12月26日静岡県生まれ。障がいクラスはC3、二輪自転車で競う。2018年から楽天ソシオビジネス所属

「2019日本パラサイクリング選手権ロード大会」の杉浦選手。好記録で優勝 撮影:小川和行

さまざまな障がいの選手が各自の個性に応じた自転車で、自身の限界に挑むパラサイクリング。杉浦佳子選手は東京パラリンピックの代表に内定し、活躍が期待される一人だ。「皆さまを笑顔にしたい」と意気込む。

45歳だった2016年春、悲劇に見舞われた。薬剤師の仕事をしながら趣味でトライアスロンを楽しんでいたが、練習の一環で出場した自転車レース中に落車。脳挫傷や外傷性くも膜下出血、右肩の複雑骨折など重傷を負った。奇跡的に一命は取り留めたが、高次脳機能障害と右半身にまひが残り、今は杖(つえ)をついて歩く。

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