横浜商工会議所(神奈川県)は、市内の施設や店舗などで多彩なサービスを利用できる会員優待特設サイト「CHAMBER PASS(チェンバーパス)」を7月6日に開設した。新型コロナウイルス感染症流行の影響により、飲食店をはじめ各種サービス業が大きな打撃を受ける中、自社のPR情報を約1万2000社の会員事業所に向けて発信し、従来の会員事業所の役員・従業員向けの福利厚生支援を拡充するとともに、特定の業種に限定されない幅広い業種の販路拡大も支援する。
優待サービスは、エリア・カテゴリー・ジャンル・タグ・キーワードから絞り込み、利用するシーンに合わせて検索できる。一般消費者向けの「グルメ」「ショッピング」「宿泊」などをはじめ、法人向け優待「ビジネスサポート」などの幅広いカテゴリーを設けたほか、会員限定の優待情報も掲載。プライベートでの利用はもちろん、従業員に対する福利厚生としての活用や取引先を探す際に利用することも推進している。 利用者は、サイト内にあるデジタル会員優待証「CPASS」をスマートフォン、タブレットなどで店舗に提示することで、簡単に会員優待を使用できる。事業所に勤める役員・従業員およびその役員・従業員から最大で2親等の家族までであれば同一の優待条件でサービスの利用が可能。また、全業種において検温の実施、消毒用アルコール設置の有無などの感染症対策を記載でき、コロナ禍でも安心して店舗を利用できるようにした。