ごみ収集車に環境絵画を貼り付けて市内巡回
備前商工会議所女性会が昨年実施した園児・小学生対象の「地球温暖化問題」絵画コンクールの入賞作品が、備前市のごみ収集車の車体に掲示され、市民への啓発に役立っている。
絵画は1枚A3判で、市が防水用のラミネート加工した上で、車体の左右側面に4枚ずつ、合計8枚を掲示。「すてないで」というメッセージとともにプラスチックごみを食べる魚を描いた作品や、ペットボトルをくわえた魚が「きれいな海がほしい」と訴える作品などが、ごみ収集日に市内を巡回する。
同市は今年3月に側面にポスター掲示できるごみ収集車を導入。当初は県の啓発ポスターを貼っていたが、訴求効果を高めるため、園児・小学生対象の絵画コンクール作品に注目したという。
同女性会の金重佳代子会長は、「市から、子どもならではの想像力にあふれた作品を見ることで、市民の環境保護意識を高めてもらいたいと要望があり、女性会会員一同、大変うれしく思っている」と述べた。
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