全国に415単会あるYEGのスケールメリットを生かし、各地の単会に寄り添った事業を展開。単会が時代に即して進化していくには、組織力の強化と向上が必要だ。そこで、組織力活性化委員会の吉川裕太委員長に、全国の単会が連携を深める事業内容について具体的にその内容を聞いた。
事業① ワクワクは日本を変える! 日本YEGとの単会交流事業
単会と、吉川会長をはじめ日本YEG出向者が膝を突き合わせ、各地が抱える課題についてディスカッションを行う事業。単会の悩みを聞く一方で、日本YEGから過去の事例を紹介することにより、解決の糸口をつかんでもらいたい。併せて日本YEGのことも詳しく知ってもらえればと考えている。そして、事業を通じて収集した情報を全国に発信し、単会の活性化を後押ししたい。
事業② YEG Company ~地域を越えてつながろう! 単会マッチング~
「すでに交流を積極的に行っている単会の取材」および「新たな交流を希望している単会同士のマッチング」を行う事業で、県連・ブロックなどのエリアを越え、全国に415単会ある日本YEGのスケールメリットを生かし、単会同士の交流を促進して、さらに活性化していきたい。
事業③ YEG大賞 ~単会活性化で地域と共にワクワクする未来を!~
「YEG大賞」は、日本YEGの中でも歴史ある事業であり、各地の単会活動を全国で称賛し、賞を与える年に1回の事業で、同賞を受賞することは単会にとって誇りとなる。また、賞を取ることだけが目的ではなく、全国に発信できるような活動を行うことがYEGの価値を上げることにつながり、単会の会員全員に良い影響を与えると考えている。
今後の展開 互産互消プロジェクト
互産互消とは「地産地消」の派生造語で、地域に無い「人・モノ・カネ」を相互に補い合う交流をすることで、地域経済を活性化させることを目的とするものである。新しい単会交流のカタチとして、この互産互消などをテーマにした単会マッチングを行い、コミュニケーションの場を創設したいと考えている。また、全国大会では交流サロンという事業へ展開する予定である。
2021年度日本YEG公式サイト
2021年度の日本YEGでは「全国の単会のためになる活動」「日本YEGだからこそできる活動」にこだわって活動してまいります。
詳細はこちら ▶ https://yeg.jp/
YEG活動・展開とその未来
日本YEG執行部に聞く「YEG活動・展望とその未来」。8月号では、西地区担当の福森康郎副会長と、組織力活性化委員会吉川裕太委員長を紹介。
福森副会長に聞きました!
プロフィール
福森康郎(ふくもり・やすろう) 45歳
株式会社グローバルリーフ
業種:調剤薬局運営 17店舗・保育園運営・高齢者向け弁当宅配運営 宮崎市内・飲食店運営 宮崎市内1店舗、東京白金1店舗
所属:宮崎県連 小林YEG
Q.YEG入会のきっかけや入会して良かったことは?
他地域の出身なので、横のつながりをつくるため知人の紹介で入会しました。先輩方にかわいがってもらい、地域に根差す会社としていろいろなことを教えてもらいました。兄が青年会議所、私がYEGに入っています。
Q.YEG活動が与える地域へのメリットは?
商圏を活性化できることが、共通のメリットだと思います。メンバーには、「守ってばかりいても衰退していくだけだから、攻めよう」と常に言い続けています。また、YEGという場に集うことでモチベーションが上がり、刺激を与え合うことで活性化につながると思います。
Q.YEGから得たことで自社業に生かせていることは?
事業を伸ばしていく中で、同業者がいれば参考にさせていただき、飲食業の人がいれば繁盛している人の話を聞かせてもらっています。高い意識を持って活動すれば、得るものは大きく違ってきます。YEGは多くのチャンスがつかめる場だと思います。
小林商工会議所から福森副会長についてコメントをいただきました
日本YEGで、ビジネス交流委員会を担当する福森さん。ビジネスはYEGの根本であり、「単会にどのようにメリットを与えられるか」を常に考えた、活動をしてもらいたいと思っています。西地区の全ての大会、全国大会が過去最高の内容と登録人数になるよう、私たちも努めていきたいと思います。
吉川委員長に聞きました!
プロフィール
吉川裕太(きっかわ・ゆうた) 46歳
吉川税理士事務所
業種:税理士業
所属:秋田県連 秋田YEG
Q.YEG活動が与える地域、商工業へのメリットは何だと思いますか?
YEG活動は交流と研さんであるということをよく話しますが、YEG活動をするといろいろな人と交流ができる。そしてYEGでは仕事につながる。さらに自分の仕事のスキルが上がり、自社にも役立つ。YEG活動を行うことが地域活性にもつながると考えています。
Q.地元YEGと商工会議所とで連携されている事業はありますか?
秋田竿燈まつりという東北三大まつりの一つがあり、その中の「ご当地グルメフェスティバル」をYEGが主体になって実施しています。日本中・世界中から観光客が訪れるので、親会と連携しながら地元をアピールする良いきっかけになっています。
秋田商工会議所から吉川委員長についてコメントをいただきました
2015年度にYEGへ入会して以来、日本YEGへ出向、今年度は組織力活性化委員会の委員長を務め、その活躍の場を全国に広げています。親会としても全力でサポートしてまいります。今まで培ってきた経験と、感性豊かな人柄が発揮されることを期待しております。
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