伝えていきたい日本の技 ボルタ

ボルタ工房(ぼるたこうぼう)(北海道室蘭市/室蘭商工会議所)

思い思いに演奏するボルタたち。ボルタには室蘭在住の10代の男の子という設定があり、それぞれにストーリーが付されています(撮影:加藤正博)

今月は、ボルトやナット、ワッシャーでつくられたユニークな人形、ボルタをご紹介します。

室蘭は、1907年に日本製鋼所、09年に北海道炭礦汽船輪西製鐵場(現・日本製鉄)が設立され、製鉄のまちとして発展しました。しかし、産業構造の変化とともに人口はピーク時の半分ほどに減少し、人口流出、空き店舗の増加などが課題に。

そんなまちを活性化させたいと、若手有志はNPO法人テツプロを2004年に設立しました。取り組みの一つとして、鉄のまちらしい土産品としてボルトなどを溶接した人形「ボルタ」を製作。さまざまなポーズをとり、ネジの傾きなどで表情豊かに見せる工夫を凝らしたボルタは人気を集め、現在では100を超えるボルタが製作・販売されています。

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