各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、3月15~28日に出品された甲府の〝自慢の逸品〟を紹介する。
甲府商工会議所は、山梨県の優れたギフト商品を決定する「やまなしギフトコンテスト2021」(やまなしブランドみやげ品協会主催)食品部門の受賞商品を中心に出品した。同コンテストは毎年、食品と非食品の2部門で実施。21年度は食品部門の出品22商品から5商品が受賞している。
最優秀賞を受賞した「ほぐし飯の素」は、創業65年のかっぽう旅館・立よしが山梨ブランドの肉や魚でつくる炊き込みご飯の素。具材とだしを入れて炊き、混ぜるだけでかっぽうの味が味わえる人気商品だ。「富士桜ポークのスペアリブ」「甲州地鶏の骨付き手羽」など4種類を販売した。
また、吟醸酒をたっぷり染み込ませた缶入りのバウムクーヘン「地酒バウム」、県内5蔵の大吟醸酒の酒かすを使い卵白のみで焼き上げた白いカステラ「大吟醸粕てら」、燻製(くんせい)専門店燻製屋のおつまみ「スモクシ」(山梨のブランド魚「富士の介(すけ)」を串に刺した燻製)など優秀賞受賞商品もブースに並んだ。
そのほか、甲府ならではの一品として戦国武将シール付きの焼き菓子「おからっきー」、伝統節分菓子「がらがら」なども紹介。同所は、購入者への景品に「ゴジラシャインマスカットサイダー」を用意し、「甲府の逸品を広く知ってもらいたい」とPRに力を入れた。
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