全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、4月26日~5月9日に合同出展した上越・上田・甲府の〝逸品〟を紹介する。
戦国武将のつながりを生かし、広域連携で観光客を呼び込もうと、2017年に「三国同盟協定」を結んだ上越・上田・甲府の3商工会議所。今回は合同で出展し、地元のお薦め商品を紹介した。
上越商工会議所は、上杉謙信が戦の前に兵に振る舞ったといわれる「出陣餅」をはじめ、新潟産南蛮エビやエイヒレ、ホタルイカを使った食べきりサイズのおつまみ「旅とも」シリーズの人気商品を出品。上越市内の土産店さくら百嘉店がセレクトしたオリジナル商品で、地酒によく合う一品だ。
上田商工会議所は、真田幸村にちなんだ信州上田のご当地ブランドリンゴ「真田REDアップル」100%のジュースや地域独特の食文化である「美味(おい)だれ」(焼き鳥のたれ)を紹介。また、石臼引きの信州産そば粉を使った皮であんを包み、くるみをまぶした銘菓「くるみそば」などを販売した。
甲府商工会議所は、武田信玄にちなんだ山梨の代表銘菓「桔梗信玄餅」を出品。「やまなしギフトコンテスト2021」で食品部門最優秀賞を受賞した「ほぐし飯の素」(炊き込みご飯の素)、優秀賞の「地酒バウム」(地酒入りバウムクーヘン)など、甲府の新たな逸品も紹介した。3会議所は「合同出展することで地域全体の魅力を伝えられれば」とPRに力を入れた。
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