一般社団法人日本販売士協会はこのほど、販売士資格やリテールマーケティング(販売士)検定の認知度向上を目的に、検定試験の公式テキストである「販売士ハンドブック」の学習内容を解説する動画を作成し、YouTube「販売士チャンネル」で公開した。40年以上の実績を誇る資格であり販売に携わる人に役立つとして、広くチャレンジを呼び掛けている。
販売士は、小売・流通業界の専門資格であり、資格取得のための検定試験(リテールマーケティング検定)は基礎知識を身に付ける3級から企業経営に関わることを目指す人に向けた1級まで3段階。試験は、公式ガイドブックである「販売士ハンドブック」(3~1級)から出題される。
今回、公開された動画は、同ハンドブックの中からトピックスとして選んだ「小売業のマーケティングの『4P』」(約3分)と「ディスプレイの方法~補充型陳列~」(約4分半)の2本。前者は、マーケティングにおける4大要素「プレイス(ストアロケーション=立地・店舗配置)」「プロダクト(マーチャンダイジング=商品化政策)」「プライス(エブリデイフェアプライス=地域基準の公正価格)」「プロモーション(リージョナルプロモーション=店舗起点の狭域型購買促進)」について説明。また、後者は商品の訴求力を上げるディスプレイ(陳列)の方法で、スーパーマーケットやコンビニなどで採用されている「補充型陳列」について、分かりやすく簡潔に説明している。
同協会は、これに先立ち、販売士資格の魅力や意義について実例を交えながら紹介する動画「販売士資格について」、および同協会の大島博会長が紹介する「学習・受験の勧め」「資格更新の勧め」も公開。動画が販売に携わる人のチャレンジのきっかけになればと作成した。
今後もリテールマーケティング検定の魅力や学習の意義に関するトピックスを、発信していく予定だ。
詳細は、URLを参照。
「販売士ハンドブック」トピック動画はこちら ▶ https://www.hanbaishi.com/news/12724
日本販売士協会はこちら ▶ https://www.hanbaishi.com/
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