有田商工会議所(佐賀県)は4月29日~5月5日、第118回「有田陶器市」を3年ぶりに開催した。当日は、春の新作や各店自慢のオリジナル作品などよりすぐりの逸品のほか、アウトレット品なども販売。JR有田駅から上有田駅間の約4キロメートルの道沿いに約400店舗の陶磁器店が軒を連ね、7日間で約122万人が来場するほどの大盛況だった。
期間中は検温や消毒など万全のコロナ対策を行い、食器の使い方や食卓の演出の仕方などを提案するテーブルコーディネート展、会場内の風景や、陶器市で買った器を使った料理の盛り付け写真などをインスタグラムにアップし、入賞者に有田焼をプレゼントするフォトコンテストなども実施。2020、21年度にコロナ禍で陶器市の代わりに実施して大好評だった「Web有田陶器市」も同時開催した。開催後、出店者からは「活気が戻った通りを見れてうれしい」「実際に手に取ってもらい魅力を伝えることができた」など開催したことへの感謝の声が多く寄せられた。
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