金照堂(きんしょうどう) (佐賀県西松浦郡有田町/有田商工会議所)
今月は、有田焼に新しい風を吹き込む、メタリックなきらめきが特徴的なショットグラスをご紹介します。
1961年創業の金照堂は、有田焼誕生から400年の節目を前に、売り上げ減を脱する逆転の一手として、自社ブランド「麟 Lin」の開発に取り組みました。代表的なシリーズ「麟 Lin japan」は、金属のような質感と見る角度で変化する艶やかな色彩で有田焼のイメージをくつがえし、国内外で高い評価を獲得。さまざまな器や内装用タイルなど、幅広いアイテムを展開しています。
富士山ショットグラスは、お酒を注ぐとグラス内側にも富士山の形が浮かびあがります。「ふるさと祭り東京2020」おみやげグランプリで観光庁長官賞を受賞した作品です。非日常を体験できる有田焼を追求し、改めて世界に有田焼の良さを伝え、後継者に夢を持ってもらえるよう、金照堂は次なる商品開発に挑んでいます。
お問い合わせ
金照堂
TEL:0955-43-2007
※月刊石垣2022年7月号に掲載された記事です。
最新号を紙面で読める!