東京商工会議所杉並支部の「すぎなみ・ムジカ(Musica:音楽という意味のイタリア語)・プロジェクト」はこのほど、連続ドラマ「音楽のトビラ~この街(スギナミ)は、音楽でできている~」を制作した。ドラマは、専門学校に通うため上京し杉並区で一人暮らしを始めた主人公「めめ」が、区内各エリアに点在するライブハウスや楽器店、ミュージックバーなど音楽関連の店舗を巡りながらまちの魅力を伝える内容。杉並区に根付く「音楽文化」、観光地などをドラマでPRし、区内外からの来街者の増加につなげる。
杉並区は、ライブハウスやライブバー、ミュージックバー、レコード店、楽器店、練習スタジオなど音楽関連の多様な事業者が集積し、地域文化の発信地としてにぎわってきたまち。新型コロナウイルスの影響を受けた区内音楽・エンターテインメント関連事業者を広くPRし、地域ににぎわいを取り戻すことを目的に、杉並区の「音楽文化」を発信し続ける魅力ある事業者を取り上げたドラマ仕立てのPR動画集として作成した。
ドラマは、1話当たり約7~10分間の全10話構成。8月5日に配信した第1話「高円寺 前編」では、高円寺エリアを舞台に、古着屋、公園、中古レコード屋、神社や寺などのおすすめスポットを紹介している。第2話の後編もすでに配信しており、次回は荻窪・西荻窪エリアでミュージックスポットを中心に巡る動画を公開予定。ドラマは毎月2話、YouTubeチャンネルで配信していく。
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